終わりと始まり

「始まりがあれば終わりもある」



時の人安室奈美恵さんが

ご自身のドキュメンタリーの中でそう語られているのを見て、

その言葉の重みにそうだよなぁとしみじみ感じました。




私もちょうど今日、終わらせたことがあるのですが、

それを終える前、流していたラジオから流れてきたのが


「終わるということは始まるということ」


というようなニュアンスの言葉でした。
(どうやら今日はそういう日、のようです。)




始まりも、終わりも、

それで一区切りのように思えますが、

その「一区切り」を設定したのは、一体誰なのでしょうね。


もし、始まりと終わりという概念がなかったとしたら。

より、大きな視点で見るとすれば、

その始まりも、終わりも、

始まりでも終わりでもないかもしれない。




もう始まってしまっているし
とっくに終わっている

まだ始まってもいないし
そうそう終わりそうにない




どれでもなんでも、いくつでも選べるとしたら


選ばなくてもいいとしたら、


一体、どれを選びましょうか。