根源

つまるところ

結局、そこには

愛しかないのではないか

と思ったりする。




私の中では、今、

人間関係で一番の学びは両親からなのですが、

それは、まだまだ私が親離れできていないこと

親と一体になってしまっていること

が無意識に作用して、そこを起点に現実を見るからだと思っています。


自分の中をじっと見つめてみると、

両親から受けた価値観をずっと握りしめていて、

それが自分のものだと思い込んで、

今まで気付かず生きてしまっていたようなのです。



でもそれは、親のせい、じゃない。

自分のせいなのかもしれないけれど、

自然の流れに沿っていれば、自ずと、人は

自分を育ててくれた存在が口にした言葉の

奥深いところをインストールするようになっているのではないかと思うのです。



インストールされたそれに染まって生きていく人生もなかなかのものだと思いますか、

インストールされたものに気付いて手放して行くのもまた、なかなかのことだと思います。



もしかしたら、

その誰のものだかわからない価値観に気付いて手放して行くというのが、

真の意味での自立なのかもしれません。



でも、今無意識に握っているそれは、

愛でしかないのだと、

最近ようやく気付いたのです。



小さな存在を守るために

小さな存在を同じように大きくするために

大切に大切にしたいという

紛れもない愛のかたまり。

そう考えると、自分そのものも、実は

たっぷりの愛で出来ているのだと思えてならないのです。



たとえいびつなところがあっても、

握りしめて離せない何かがあっても

元を辿ればすべて愛。




私たちは、今日もそんな愛のかたまりとともに生きているのです。