陰から陽へ

今日も寒かったですね。

世界でも異常気象のような温度差で、

どうやら影響を受けているのは日本だけではないようです。


寒い中外へ出たり、帰宅したりすると

風の冷たさに体力や気力を奪われたり、

朝起きるのが大変だったり、

寒いところに住んでいる人の平均寿命は短いと

どこかで聞いたことがあるくらい、

寒さというのは人の体に堪えるようです。



私も暑いよりも遥かに寒い方が得意ではないですが、

星模様的には去年12月22日に冬至になり、

すでに陰から陽へ転向しています。



思えば冬至の前日、

21日の夕方16時すぎの空は本当に暗く、

この時間の割に真っ暗すぎると人から言われて初めて

冬至だからだと気付きました。



陰も陽もパワーが極限に寄れば、それだけエネルギーが強まります。

が、今は既に陰極まり、陽に転じている。

お正月も新春といいますが、

わかりやすく目には見えずとも、

季節は春に向かっています。


大寒に向かうこの1月中旬から、

寒さが抜ける3月くらいまで、

身体は寒さを感じ切る時ですが、

季節は確実に芽吹きに向かっている。


星もそれに追従するかのように、

水面下で、着々と、目覚めの時を待っている。



そう考えるだけで

こんな寒い季節もなかなか悪くないと思います。


水面下で、地下に深く深く根を張るのは、

その分大きく高く立派に花咲くため。



この春はどんな花を咲かせましょうか。

私たちの中にある種は今、その時を待っています。